クーリングオフサービス付きクラシックコンサート
 従来クラシックコンサートに行く場合、出演者について詳しい知識のある場合を除くと、聴衆は前評判や提供側の宣伝文句を信じてチケットを買うしかなく、例えその結果が自分の満足いく内容でなかったとしても、リスクは全て聴衆自身が負うしかありませんでした。

 しかし、より多くのクラシックコンサートに気軽に足を運んでいただくためには、その環境作りの一環として、主催者もリスクを負う必要があるのではないでしょうか。

 このような思いから、日本で初めて実施したのが、このクーリングオフ制度導入の演奏会です。このシステムによれば、聴衆にとっては、初めてのクラシック演奏会でも安心してチケットを買うことができます。また主催者は、コマーシャリズムに乗らなければ、その存在を聴衆に知らしめることが難しい、無名の実力派アーティストの紹介ができるなど、両者にとって望ましい循環を生みます。

 システムは簡単。演奏会開始後、内容に納得できないと判断された場合には、最初に演奏者が舞台袖に下がったタイミング(遅れて来場した聴衆が着席できる時)にご退場頂き、カウンターで所定の手続きを終えていただければ、後日チケット代金を指定口座にご返金するというものです。

聴衆からだけでなく、多くの方面から様々な話題となりました。

〜聴衆の声から〜

1. このようなことをされる主催者がひとつでも多くなっていくことを願ってやみません。今日は演奏者のことに付いては何も知らずに、ただ主催者の良心に対して応援したい思いで、鎌倉から駆けつけました。
鎌倉市  T.Nさん

2. 私はまだ東京では日比谷公会堂くらいしか演奏会場がない時代からずっとクラシック音楽のファンです。しかし最近のビジネス一辺倒の音楽業界がいやで、ここ十数年演奏会に来ませんでした。でも今日は本当に久しぶりに音楽会に来れたという感じです。主催者の方の勇気と良心に感謝します。でもこれが始まりなのだと思います。どうか頑張ってください。
東京都  K、Sさん



  クーリングオフ制度を取り上げた新聞・雑誌
 ・産経新聞  2004年9月16日 エンターテイメントニュース
 ・朝日新聞  1999年6月8日(火) 夕刊 社会面
 ・日本経済新聞  1999年7月25日(日) 朝刊 流通経済面
 ・週刊新潮  1999年7月1日号

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