キング・オブ・ハイC

NO.47  キング・オブ・ハイC
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こんにちは、ぽんたろうです。
先週お伝えしたとおり、テノール歌手 ベー・チェチョルさんの来日に合わせて「ファンと支援者の集い」を行いますが、その第二部、彼がこれまで日本で行ってきた驚異的な演奏の模様を納めた映像をもとに、フィルムコンサートを行います。そのどれもが、想像を超えた凄まじい演奏ですが、中でもフィオレンツァ・コッソットさんと競演して日本デビューを飾ったときのベルディ「イル・トロバトーレ」の“見よ、恐ろしい炎よ”で聞かせているハイC(高いドの音)は、ぽんたろうの人生で最高のものでした。
ただ単に音が高いだけでなく、その極限の音に、人間の感情の塊が込められてて、忘れられないものです。本当に「毛穴が覚えている」と言う感じでしょうか。
この上のドの音、テノールにとってはまさに曲者。オペラの中にたった一回
出てくるだけで、聴衆は当夜のテノールがそれを出せるかどうか、固唾を
呑んで見守ってしまいます。その音が近づくにつれて、テノールの人が
だんだん緊張していることも伝わってきます。もちろん、この音を歌わなくて
よいオペラもいっぱいあります。でも「ラ・ボーム」の「冷たい手よ」とか、
このトロバトーレのアリアなど「これぞテノール」という聞かせどころで
ドの音が書かれていると大変です。一か八かで歌うより、と半音どころか
一音下げて歌う人も・・・。皆さんご存知のとおり、パバロッティはこのCの音を楽々出せる歌手として「キング・オブ・ハイC」と呼ばれ世界中を魅了しましたね。
ところでパバロッティと人気を二分したドミンゴは「トロバトーレ」のマンリーコ役が大好きだったそうですが、このハイCに悩まされ、早々にこの役をレパートリーからはずさざるを得なくなったそうです。ちなみにドミンゴさんのファーストネームは「プラシド」ですが、最初歌えたドの音が出なくなったとき「プラシ」になって、そのうち、シの音もつらくなってきたら「プラ」になり、最後はラも出なくなったら「プ・ドミンゴ」・・・。これはイタリアの意地悪ファンたちの間での話です。
あちらのファンは有名歌手には手厳しいですね。

この地球上でこんなにすごいトロバトーレのアリアを歌った人がいた。7月24日、その事実を確かめに、そしてそれを歌っていたベーさんが、新たな声で歩み始めた道を応援しに、是非オペラシティリサイタルホールにいらしてください。 ぽんぽこぽん♪

【公演内容詳細】 http://www.voice-factory.com/main/log/eid112.html
● ベー・チェチョル 「ファンと支援者の集い」
日時:平成20年7月24日(木)午後7時
会場:東京オペラシティリサイタルホール 
内容:第1部 ベー・チェチョル自身によるご挨拶とご報告
       特別ゲストととのトーク&インタビュー
第2部 秘蔵映像によるフィルム・コンサート 
■ オペラ「イル・トロヴァトーレ」より
■ 「女優が贈るおしゃべりコンサート」より
■ 「世界に誇る韓国のオペラ歌手たち」より
第3部 ベー・チェチョルから感謝の気持ちを込めて・・・
入場料:全席自由 ¥4500
お申込は、インターネットでも可能です。
ぽんたろうのつぶやき | comments (7) | trackbacks (0)

コメント

留美 | 2009/04/24 06:02 PM
こんにちは輪島さん。先日BSでベーチェチョルさんの放送を見ました。お疲れ様であなたの熱い心に感動しました。ありがとうございました。
ここで1つ案があるのですが。知人がどんな医者に治らないといわれた病も治す威力を持つ医療機器が在るらしく。それを試してもらいたいなと思いました。効果はどうでるかわかりませんが、私の妹もこれで治ってしまったので、いかがでしょうか??癌と戦ってきたかたもいまではぴんぴん健康です。どうやって輪島さんに伝えられるのかわからなく投稿しました。もし体験してみるといってもらえたらどこへでも駆けつけます。べーチェチョルさんも効果が出たらなとおもいました。
ryoko genku | 2008/07/30 07:36 AM
輪嶋さん サイトの文章を読みたいのですが、あまりにも 文字が小さくて。。。 なんとか ブログの部分だけでも 大きな文字で読みやすくしてください。お願いします。最近ベーチェチョルさんのフイルムをcdを聞いて 驚き記事をいろいろ読んでいる者です 失礼しました。
kazue! | 2008/07/25 09:49 PM
1年4ヶ月ぶりにべーさんに逢えて「ほっと!!」したのが今の気持ちです。沢山ファンが集まってべーさんもとても嬉しかったと思います。今回のイベントがこれからのべーさんの背中を押していることになると思います
焦らずに活動範囲を広げてほしいと思っています。
藤田よしえ | 2008/07/25 01:51 PM
こんにちは。昨日は素敵なコンサート、ありがとうございました。私が今まで行ったコンサートのなかで、こんなにも暖かくて、アットホームで、親密な雰囲気のコンサートは初めてです。芸術家とファンが一体となれるすばらしい空間であったと思います。大きなコンサートではなかなかありませんね。

フィルムコンサートについては、最初はどうかしら?って思ったのですが、実際会場で、大きなスクリーンで拝見しますと、とってもリアリティーがあり、CDで聴くよりさらに圧倒的な存在感で迫ってくるものがありました。やはり、オペラは総合芸術であると感じました。

また、司会をされました輪島様の司会進行がとってもうまく、あきさせないもので、トークも絶妙、暖かい笑いを誘う進行が、とってもよかったと思いました。

願わくば、通訳の方がもうすこしこなれていたら・・・とも思います。私は韓国語を勉強していますので、ダイレクトにベーさんの韓国語を聞いたあとに、訳をききますと不満が残ることもありました。でも、通訳は大変ですし、後半はなれてきた部分もあったと思いますが、前半は緊張されていたのかしら?この点、次回よろしくお願いいたします。日本の方で、韓国語がとってもうまい方にお願いするといいかもしれません!

最後に、このようなすてきな機会を設けてくださった、ヴォイスファクトリイの皆様に、心から感謝申し上げます!
こころね | 2008/07/25 11:56 AM
ぽんたろうさん。昨日は、すてきな時間をありがとうございました!!
スクリーンからの歌声も、4mの至近距離からの歌声、どちらからも、
素晴らしい魂の響きを感じることができ、
今も幸せに浸っています!
また、他の公演にも、必ずうかがわせて下さい。
mikotta | 2008/07/21 05:00 PM
Che peccato!
残念ながら当日会場に行くことはできませんが、
コンサートの大盛況とべーさんの今後の更なる
ご活躍を心からお祈りしています。
あきこ | 2008/07/18 06:30 PM
輪島さん、こんにちは

ベーさん、来日されるんですね!
コンサートに行けないのがとても残念です。
教会主催の音楽会では賛美歌を歌われるんですね。
ベーさんの新しい声も聞いてみたいです…

コンサートには行けませんが、遠くからベーさんを応援しています。
すばらしい集いになるでしょう。

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