【お知らせ】

ヴォイス・ファクトリイは、これまで15年にわたり、たいらじょう氏の活動を、所謂「所属事務所」として支えて参りました。この12月をもって、氏の更なる飛躍と発展のために、これまでとは違う形で、そして、これまで同様に応援し続けることといたしました。今の私たちにある想いは、子供を親元を離し、社会に送り出すような気持ちと言えばようでしょうか。

 

たいらじょう氏が、その類稀な天から与えられた才能を開花させることをひたすら願って、私どもなりに出来うる限りの協力をしながら歩いてきた15年は、語り尽くすことのできない素晴らしい思い出と学びに溢れています。その一瞬一瞬をともに紡いてくださった皆様には感謝しかありません。

 

立場は変わりますが、たいらじょうという素晴らしいアーティストの歩みを楽しみに見守りながら、応援し続けるという点に於いては、私たちの氏に対する想いに変わりはありません。どうか、彼が、健康にめぐまれ、そして、多くの人々の人生に必要される舞台人、表現者として更なる成長と飛躍を遂げることができますように。そのことを心から祈りつつ、今後とも、皆様のご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

 

2019年12月31日

ヴォイス・ファクトリイ株式会社

代表取締役  輪嶋東太郎

たいらじょう

人形劇俳優・演出家 / Puppet Show Actor & Director

 

ひとり芝居と人形劇を融合させた独自の表現方法を確立。

脚本・演出・音楽・美術も手掛ける。

何十もの役柄が一度に憑依する、目を疑う妙技。

幾多のファンタジーを紡ぎ出す、唯一無二の芸術家。

 

 

 

人形劇を“年齢を問わない全ての人の文化に”と、大人の観客限定作品から赤ちゃんのための公演まで、幅広いレパートリー20作品以上を各地で上演。

ミュージカル「オズの魔法使い」は大型人形劇作品として、新国立劇場中劇場など全国の大ホールを巡回上演中。

「毛皮のマリー」で日本人形劇大賞銀賞を最年少で受賞し、子ども向けのオリジナル作品「お花のハナックの物語」が厚生労働省より表彰されるなど多数受賞する。

国内のみならず、海外からの招聘も受けてドイツ・アメリカなど各地で上演、賞賛を受けている。パレスチナでは日本人アーティストとして初めてとなる公式巡回公演を成し遂げ、現地の観客を熱狂させた。

 

豊かな表現力と類稀なる演じ分けで観る者の心を揺さぶり、全身を使ってのダイナミックなパフォーマンスに加えての圧倒的な操演技術は、劇世界を確かなものとしている。芸術的で創造性溢れる演出とメッセージ性の高い作品の世界観が、多くの支持を得て全国各地にファンを獲得。「人形劇の常識と概念を覆す鬼才」として、各界からの注目を集めている。

 

これまでに発表されたほぼ全ての作品がレパートリーとして再演を続け、今尚進化を遂げている。今後も様々な作品の発表や、他ジャンルアーティストとのコラボレーションを予定するなど、更なる文化の発展と向上のため、飽くなき探求を重ねながら終わりなき挑戦を続ける。 

 

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バイオグラフィー


1981年

北海道札幌市に生まれる。人形を片時も離さない幼少時代を過ごし、日々人形劇を創作する。

1993年

12歳のときに、ひとり人形劇「どんぐりとやまねこ」で舞台デビュー。

2001年

活動の拠点を東京に移し「ジョウズグループ」を設立。

2004年

「毛皮のマリー」で日本人形劇大賞銀賞を最年少(当時23歳)で受賞。

2008年

(財)地域創造「平成21年度・演劇ネットワーク事業」の巡回アーティストに選出される。以後、長期に渡って全国各地の学校を訪問してのアウトリーチ活動や、各地の劇場で様々な演目の公演を行う。

2009年

自身のオリジナル作品、ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」が、厚生労働省児童福祉文化賞・特別推薦作品に選ばれる。

2010年

新国立劇場中劇場にてミュージカル「オズの魔法使い」公演。以後、同劇場での再演、全国への巡回公演を行う。この年より、東京での公演の本拠地を新国立劇場として、様々な演目を上演し続けている。

東京都・東京都西新宿に自身の専用劇場となる「THEATER JO(シアター・ジョウ)」をオープン。定期的に様々な作品の上演やワークショップを開催。

2011年

新国立劇場にて「毛皮のマリー」公演。以後、同劇場での再演を重ね、全国各地を巡回。

スタジオジブリ企画・日本テレビ主催「フレデリック・バック展」での特別イベントを演出。東京都現代美術館にて「木を植えた男」朗読劇を上演。銀座三越での展覧会「メアリー・ブレア」での特別イベントを演出。「I CAN FLY ~わたしはとべる~」読み聞かせパフォーマンスを上演。

KAAT神奈川芸術劇場のオープニング・ラインナップとして水上勉原作「はなれ瞽女おりん」の脚本・演出・美術・音楽・人形操演を担当。後に新国立劇場中劇場にて再演。全国各地を巡回。

国際交流基金と外務省の主催により、パレスチナを公式に巡回する初の日本人アーティストに選ばれる。歴史的快挙となる文化交流を成功させた。

2014年

東京文化会館主催による公演「王女メディアの物語」にて脚本・演出・美術・人形操演を担当。音楽監修にセバスティアン・マルク氏(仏)を迎え、古楽アンサンブルとのコラボレーションを行う。後に新国立劇場にてツアープロダクションとしての初演を迎える。

2016年

 

東京文化会館主催「Hamlet ハムレット」にて脚本・演出・美術・人形操演を担当。音楽構成・演奏にチェロ奏者の宮田大氏を迎え共演。

2017年
「女」3部作!2017年秋、新国立劇場にて一挙上演決定!

 

 



活動理念

 

 

人の心の計り知れない豊かさ、命の輝きを表現し、

人々が未来を信じ、生きる糧となるための、芸術提供・普及推進活動